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デリヘル開業の心得!

2014-09-26

こんにちは、池袋の風俗営業専門行政書士の西村です。
脱サラ、副業などデリヘルを始めようとする理由は様々だと思いますが、やはり開業時は開業資金の事など色々と不安なことも多いのではないでしょうか?
今回は開業に必要なものと経営に必要なものを分けて考えてみました。開業前にお悩みの方や、デリヘル経営に興味のある方は是非、参考にしてみてください。

デリヘル開業に必要なもの

デリヘルの開業に最低限必要なものは「事務所(待機所)」、「電話回線」、「女の子」の3つです。
これらのものが揃ったら警察に届出をします。書類に不備もなく無事に受理されれば10日後には営業を開始することができるようになります。
ではひとつひとつ見てみましょう。
まずは事務所です。事務所は大家さんが使用承諾書を書いてくれる事務所でないと意味がないので物件探しの際はあらかじめ不動産屋さんにその旨をしっかり伝えておきましょう。
そして電話です。電話は携帯電話でも届出上の問題はありませんが、お客様から見ると携帯電話よりも固定電話の方が安心感や信頼感がありますので固定電話をお勧めします。
続いて働いてくれる女の子です。申請時に女の子の詳細を添付する訳ではありませんので申請と女の子の人数は関係はありません。ただ申請後に女の子がいないと営業を始めることができませんので申請前に数名は揃えておきましょう。
無店舗型性風俗なのに以外と簡単な印象を受けますが、今ご説明した3つはあくまで開業に最低限必要になるものに過ぎませんのでご注意ください。
実際、開業だけが目的と言う人はいないと思いますので、開業をして利益を出して行こうと考えると。その他にも店舗を持つことが出来ない無店舗型性風俗特殊営業(デリヘル)の場合はホームページも必須になってくると思います。あとパソコン、机、イス、やプレイ時に使用するローション、バイブ等の備品も必要であれば揃えることになります。
また「毎月の家賃」「求人、集客用の広告宣伝費」「備品」等の運転資金も忘れずに考えなくてはいけません。

デリヘル経営に必要なもの

よく100万円あれば開業できるといった記事を見かけます。確かに色々と費用を抑える工夫や努力次第でなんとか100万円で開業までは漕ぎつけることはできると思います。
しかし、100万円の出店計画では恐らく初月からお店が黒字にならないと資金がショートし、かなり厳しい経営となることでしょう。
経営には色々なことが付きもので計画も思い通りに進まないことの方が多いものです。
例えば多くの広告費をかけて求人広告や集客広告を打っても思うように女の子が集まらないことや、お客様からの依頼電話が鳴らないことも当然あります。
デリヘル経営は求人、集客の広告宣伝費等の毎月の運転資金が以外と多くかかります。
女の子の求人の安定化やリピータ客がついてお店が黒字転換するまでは苦しい期間が続きますので資金力も重要な要素となってきます。
こうした事態に備えながら経営を軌道に乗せる為には最低6ヶ月は利益が上がらなくても耐えられるくらいの余裕を持って始めることをお勧めします。
そしてもう一つ大事なことがあります。それは女の子をマネージメントする能力です。
デリヘル商売は女の子が商品です。女の子達にそっぽを向かれてはとても商売になりません。
デリヘル商売の商品は物ではなくて人ということもあって、とても取扱いは難しく、多くの経営者さんがお悩みをお持ちだと思います。
時には褒めたりおだてたりして女の子を持ち上げることも必要なこともあるでしょうし、お店を辞めて他のお店に移ってしまわないようにと気苦労も多く大変です。
しかし、デリヘル経営には女の子のマネージメント力も欠かせない要素の一つになります。

最後に

デリヘルの場合は店舗型の性風俗と違って店舗の内装費等がかからない為、比較的、小資本でも始められることから近年は人気の営業形態となっています。
25年度の警視庁の統計でも2976店舗とデリヘルの店舗数は毎年、増加傾向にあって競争も激しさを増しています。
そんなことから新たにオープンするお店も多いのですが、閉店するお店も後を絶ちません。
確かに経営が軌道に乗れば大きなリターンも期待できますが、簡単に稼げるほど甘くはないようです。
近年、増加傾向にあるデリヘルで大きなリターンを得るにはそれなりの覚悟と経営感覚も必要になってきます。
デリヘルを開業するだけなら事務所と電話と女の子さえいれば始められますのでハードルもそれほど高くはありません。
しかし、小資本で安易に戦略もなく始めるのは失敗する可能性も高くなってしまいますので注意しましょう。

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