開業資金についてはそれぞれのお店に形態にもより異なる為、具体的にいくらあれば足りるとは申し上げられません。
例えばお店を借りるにしても立地等で家賃や保証金が大きく変わりますし什器や備品についてもスケルトン物件と居抜き物件とでは開業資金に差が出ます。
そうは言っても開店するためにはどのような費用がかかるかはあらかじめ頭に入れておきましょう。
まず開業資金は大きく分けると4つあります。
1つ目はお店を借りる為の費用、2つ目に内装工事にかかる費用、3つ目は什器備品にかかる費用、4つ目に求人・宣伝広告にかかる費用です。
居抜き物件であれば2つ目、3つ目の内装工事、什器備品にかかる費用を抑えることができます。
では具体的に一つ一つを確認してみましょう。
お店を借りる為の費用
- 前家賃
- 保証金
- 礼金
- 不動産仲介手数料
内装工事にかかる費用
- 内装工事費
- 設備工事費
什器備品にかかる費用
- ソファー
- テーブル
- 食器類
- 事務用品
求人・宣伝広告にかかる費用
- 求人広告費
- 宣伝広告費
その他
一度自分の開業予定のお店で上記費用を試算してみるのもいいでしょう。
その他にも運転資金を別途用意して、ある程度お金に余裕を持たせて始めることが重要です。
当たり前ですが売上-経費=利益ということを忘れないようにしましょう。
例えば売上が300万で経費が200万の場合、利益は100万です。
経費より売上が多ければ黒字になり、売上より経費が多くなれば赤字になります。
シンプルに考えると利益を増やすには売上を上げるか、経費を下げるかになります。
そんな単純じゃないよと思いますが、経営に悩んでいるとき程、上記の計算式を忘れ単純なことを複雑にとらえてしまいます。一度冷静になって基本に立ち返ってみると成功の糸口が見えてくるかも知れません。